スピーチ– category –
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スピーチの極意~「伝えたいこと」が伝わるポイント
「スピーチやプレゼンがうまくなりたい」という人は多いでしょう。私自身、「ストーリーテリング」を勉強し、お伝えする中で「伝えたい内容をいかに効果的に伝えるか」について考えるようになりました。また、仕事やプライベートで、人前で発表をする機会がありますが、その時に話の構成方法や伝え方のスキル面で「もう少し上手に話せると良いのにな」「今のは〇〇が足りなかったな」と思ったこともしばしば。 そして、一つのことがクリアできても、「また次の課題」が生まれます。全体をカバーする「スピーチのマニュアル」や「チェックリスト」があれば良いのに、と思いましたが、意外にも「スピーチ原稿の作り方」「話し方」などについて、単体で示したものはあるのですが、いわゆる... -
話す力を変える言葉のポジションーその言葉、「腹落ち」していますか?
佐藤政樹さんの『人を惹きつける話し方』に登場する「言葉のポジション」。ここでは、身体のどの部分を意識しているかによって、相手への伝わり方がまったく異なる、ということが書かれています(前回は「言葉を発する理由」について書きました)。 佐藤さんによると、意識のスタンスには3つあるそうです。 意識のスタンスが「頭」のとき、言葉をただ「唱えているだけ」に聞こえます。次に「胸」にあるとき、「うわべの言葉」に聞こえます。例えば、過度に緊張しているとき、焦っているときなどにこうなるようです。本書によると、多くの人が、何かを伝えるとき、ついついこの「胸のポジションの言葉」でアプローチしているそうです。「上手く話そう」と思い、テンションを上げて、「感... -
言葉を発する理由
音声型SNSの番組「耳で読むビジネス書」で登場した佐藤政樹さんの『人を「惹きつける」話し方』。こちらで紹介されていることが、日頃勉強している「ストーリーテリング」や「話し方」とも重なるところ大だったので、シリーズでご紹介したいと思います。 私は今まで、「ストーリー」や色々なことを語る時、フラットに聞こえてしまいがちでした。話の中身やそのにもよりますが、アナウンサーのように、綺麗に読むことを意識し過ぎて、人の心に訴えるような話がなかなかできないのがコンプレックスでもありました。でも、この本を読んで、その理由や克服法がわかったような気がしました。 【ありのままの自分】 著者の佐藤さんは23歳でバレエを始め、28歳であの「劇団四季」のオーディシ... -
「当たり前」を知る効果
最近、年明けからずっと続いていたジョギングをお休みするはめになりました。『運動脳』を読んで以来、習慣にしていたジョギング、時間は短いものの、健康効果のみならず、思考をクールダウンし、色々なアイディアが浮かんでくる貴重な時間でした。 でも、数日前の夕方のランで足を挫いてしまいました…。 痛めたのは左の足首ですが、ここは一昨年、ニューヨークで迎えた1年目の冬、まだ慣れない「凍った階段」で足を滑らせて痛めてしまった古傷です。その後もなぜか、痛めるのは決まって同じ方の足。今回も「よりによって、なぜ左足をまたやってしまったのだろう」と恨めしく思っていました。 【「当たり前」だったこと】 幸い足は大事には至らず(おそらく)、サポーターを付けて普通... -
まとめるスキル
前回のブログで、自分がなぜ「書くこと」を好きになったのか、という話について書きましたが、その部分と自分がこれからやりたいと思っている「文字を通して、人、モノ、コトの魅力を表現していく」ことにどう繋がっていくのか、自分なりにここ数日、考えていました。 なぜ自分が「文字」に惹かれるのか、限られた文字数に表現することにこだわりたいのか、特に後者について、直接のきっかけとなったのは、音声型SNSのClubhouse「耳で読むビジネス書(耳ビジ★)」でした。こちらで紹介された柿内尚文さんの『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』と弓削徹さんの『届く! 刺さる! ! 売れる! ! ! キャッチコピーの極意』の週がとても印象に残っています... -
私と「書く」こと
前回は「ストーリーテリング」について書きました。今日はなぜ、私が「書くこと」が好きになったか、についてお伝えしたいと思います。 私は子ども時代、どちらかというと「どんくさい」子で、あまり要領が良い方ではありませんでした。家でおしゃべりをするのは好きでしたが、外では人見知りで、あまり色々な人と話をしたり、授業中積極的に発言をするタイプではありませんでした。今はどちらかというと積極的に映るかもしれませんが、昔はできるだけ人前に出たくない、壁のようにひっそりとしていたかったのです。 でも、本を読んだり、日記を書くのは大好きでした。皆さんも経験があるかもしれませんが、小学校の中学年くらいまでは、毎日日記を書いて先生に提出していました。先生...