foster802– Author –
-
ペルー・マチュピチュ旅行(その3)
以下続きです。 https://www.foster802.com/peru-machupicchu/ https://www.foster802.com/peru-machupicchu-2/ 【清々しい町】 マチュピチュの街は着いた瞬間から清々しい空気が漂っていました。旅行シーズンの繁忙期で人は多かったのですが、駅を出るとすぐマチュピチュの山々が周りを囲み、綺麗な小川が流れています。町全体がその神聖な空気をまとっているので、どこにいても清々しいのです。 ホテルにチェックインして荷物を置いてシャワーを浴びた後(列車内はとても暑かったので)、散策に出かけました。この日は14時頃到着し、フリータイムでした。川に沿って上流側に行くと温泉施設がありました。水着を着用して入るスタイルのようです。「温泉」という響きにちょっと惹かれま... -
ペルー・マチュピチュ旅行(その2)
以下続きです。 https://www.foster802.com/peru-machupicchu/ 【クスコへのバスツアー】 翌日はプーノのホテルを出て、バスで1日かけてクスコに向かうツアーでした。前日に続き、朝6時発というハードな待ち合わせ時間でしたが、迎えに来てくれたのは一昨日プーノまで送ってくれたあの親切なドライバーさんでした。良かったと思っていたら、彼が送ってくれるのはクスコ行のツアーが出るターミナルまででした。 それはそうですよね。クスコまでは1日がかり、そんなところまで送って行ったら帰りは真夜中になってしまいます。でも、彼はバスターミナルで私の乗るべき観光バスを見つけ、乗り込むまでフォローしてくれました。 クスコ行きのバスツアーのメンバーはまたインターナショナルな... -
ペルー・マチュピチュ旅行(その1)
夏休みに行ったペルー旅行のことを書きます。 【突然やってきたタイムリミット】 「ああ、もうタイムリミットか」 ニューヨーク駐在が4年を超えた頃、帰任の話が舞い込んできました。そのひと言が、思わず口をついて出ました。もともと私たちの職場は3年を超えたらいつでも帰任の可能性がありました。なので、いつ帰ってもおかしくなかったのですが、やはり帰任が決まると、一抹の寂しさはあります。 去年、夫が先に帰国し、子ども達も学校の寮に入ってから始まった私のマンハッタン暮らし。週末や長期休暇には子ども達が泊まりに来ることもありましたが、基本的には気ままな一人暮らしでした。それまでの3年間はニューヨーク郊外から1時間かけて電車でマンハッタンに通っていました。... -
英語スピーチに挑戦!①~冒頭で大事な「3T」とは?
以前、こちらの記事で、1分スピーチの作り方をお伝えしました。 https://www.foster802.com/3steps-happy-circulation/ そして今回は、番外編として、「英語スピーチ」についてお伝えしていきます。今回は、以前ブログで書いた以下ブログを参考に英語スピーチを作ってみました。 https://www.foster802.com/50coffees/ 実は私、これまで英語朗唱といって、世界の偉大なリーダーたちが過去に実施してきた「名スピーチ」を憶えて、自分なりの表現で発表する、という学習を続けて約2年になります。そして、今度はオリジナルのスピーチを作り、発表する学びを始めました。 英語圏に住んでいますので、これまで「何となく」人前で話をしたことはありました。でも、英語でのスピーチに... -
「言葉にする勇気」で人間関係はもっと深まる
前回のコーヒー店での体験に加えて、私がニューヨークで目撃した「言葉にすることで深まる人間関係」について、もっと具体的にお話ししたいと思います。日本では「なんとなく避けがち」な場面で、現地の人たちがどんな風にコミュニケーションを取っているのか、見てみましょう。 https://www.foster802.com/hicontext-lowcontext/ 【車内での「小さな勇気」】 私がニューヨーク郊外に住んでいた時の通勤電車での話です。コロナ禍以降、3人掛けの席の真ん中は遠慮して座る人が減っていました。私もなんとなく「狭いかな」「迷惑かな」と遠慮して座らないことが多かったのです。でも、ある時そこにすっと座った女性がいました。それも、お世辞にも「スリム」とは言えない女性でした。 ㅤ... -
「察して」から「伝える」へ〜NYで学んだハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化の違い
先日、NYのコーヒー店での体験や愛されるお客さんになる方法についてお話ししましたが、今回はその根っこにある文化の違いについてもう少し掘り下げてみたいと思います。 https://www.foster802.com/nyc-coffee-experience-2/ なぜ、私がニューヨークのコーヒー店で深いつながりを築けたのか?なぜ、相手への関心を素直に表現することで「特別な存在」になれたのか? 実は、その答えは「ハイコンテクスト文化」と「ローコンテクスト文化」の違いにありました。 【「察してよ」vs「言葉で教えて」】 これは人類学者のエドワード・T・ホールさんが提唱した考え方で、コミュニケーションのスタイルの違いを表しています。 ハイコンテクスト文化(日本): 言葉にしていない「空気」や「行...